2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

大学でたまった書類作り。将来構想に関する会議。ゼミ。 夜は非常勤で来ていただいている、増田聡氏、瓜生吉則氏、さらに辻大介氏も加わり4人で、三宮の居酒屋へ。私は一杯だけ飲んだ(酔)。居酒屋中紫煙もくもくで、帰ったら妻に「煙草臭い」と言われた。…

小田原市、伊豆市

小田原市は3年ぶり2回目。伊豆市は初めて。伊豆市は貴重なお話が伺えた。ちょっと遠いけれど、寄ってみて本当によかった。あ、でも修善寺という名前が市町村名から消えたのはちょっと残念かな。他にも「伊豆の国市」とか、伊豆のつく紛らわしい地名も多い…

目黒区美術館へ。「線の迷宮」Ⅱ。鉛筆の力に脱帽する。 http://www.mmat.jp/その後、損保ジャパン東郷青児記念美術館で「サーカス展」。 http://www.sompo-japan.co.jp/museum/

汐留のアド・ミュージアムで「昭和広告展」。初台のICCおよび、オペラシティ・ギャラリーヘ。後者はエルネスト・ネトの作品もあったけれど、猪熊弦一郎美術館の方がよかった。夕食は原さん夫妻とルーマニアへ。あいにくの雨です。

三鷹市

地域情報化の聖地・三鷹市へ。清原慶子先生お元気でしょうか。80年代のINS実験から始まり、SOHOCITYへと発展を遂げた情報都市・三鷹の資料を収集。ここもJRの駅からは遠かったのですねー。

逗子、横浜、上野原を取材。逗子は情報公開で知られるが一昔前はサテライト・オフィス推進策を打っていた。横浜はポータルや電子掲示板施策を区単位で。上野原は、多額の情報基盤投資に対して、業者選定過程の不透明さも含め、一部住民が批判している。

長江哀歌

日比谷シネ・シャンテで「長江哀歌」を見た。舞台は長江沿い、やがて三峡ダムに沈むため、建物の取り壊しが進んでいる奉節の町。男は山西省から、16年前に逃げた妻と娘を探しに来るのだが・・・。切ない名作。 http://bitte942.rsjp.net/choukou/

ヤン・シュヴァンクマイエル展 

ラフォーレ原宿でシュヴァンクマイエル展。開館前に行ったがもう行列ができていた。 その後、高田馬場でNTT出版の佐々木さんと仕事の打ち合わせ。

高崎市立美術館で中村征夫展を鑑賞。水中写真。色鮮やかなウミウシたちに驚く。

高崎市役所、伊勢崎市役所、佐野市役所、小山市役所、宇都宮市役所で地域情報化政策の取材。 伊勢崎市役所は駅から遠くて泣きたくなる。

柏市役所、土浦市役所、成田市役所で地域情報化政策の取材。成田市は合併した自治体の一つだが、情報格差、情報化格差を埋める気がまったくない、珍しい自治体だ。

多治見市役所、瀬戸市役所で地域情報化政策の取材。多治見市は収穫多し。

ジパングと日本

♪この世のこの世の楽園 夢に夢に見るのなら もしももしも もしももしも 東へ東へまわれ 1,2,3,4、5年 もしももしも もしももしも 必ず行ける 地球は丸い ミラクルアイランド ジパング ジパング 信じなさい ジパング ジパング 私を信じなさい キラキ…

中部圏

朝倉書店版「日本の地誌」の第7巻。東海と北陸地方が収められていて、甲信越は別の巻になる。楽しい。

大学の情報システムが止まってしまい、教務システム(成績の入力)や財務会計システムは動かず、メールもウェブもできないため、仕事にならない。午後6時に復旧するという予定なので研究室で本を読みながら待っていたのだが、6時を過ぎても復旧したのはウ…

寝ずの番

中島らもの原作を津川雅彦が監督した。落語家一門の、通夜での騒ぎ(特に性的なことがおもしろおかしく語られる)を題材に、人生のおかしさや哀愁を感じさせる。寝ずの番 [DVD]出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画発売日: 2006/10/18メディア: DVD クリック: …

権力の読みかた

権力や国家の本質について、やさしく、分かりやすく語っている。やや単純化し過ぎていると思うところもあるが。

デジタル・メディア・トレーニング

タイトルを見て、練習問題などのドリル形式の本かなと思ったが、ごくオーソドックスな社会学の教科書だった。対象がいわゆるデジタルメディア(ケータイ、インターネット、ビデオゲーム、など)ということである。現代の若者の友人関係は、まず電話番号やメ…

先生とわたし

四方田犬彦氏による、由良君美評伝。興味深いエピソード多数。私もそうした世界の中に片足を突っ込んでしまってはいるのだが、狭い大学社会の中のどろどろとした対立、人事における学閥重視や出来レース公募の話などは、やはりうんざりする。四方田氏も、博…

裁判官の爆笑お言葉集

爆笑かどうかは人によって判断が異なるだろうが、裁判官がふと被告人に対して漏らした、人生観を垣間見せる一言を集めたもの。しかし司法というのは、ごく一部の先端的な事例(例えば、情報技術やバイオテクノロジーの革新によって生じた権利問題をどう判断…

天皇ごっこ

刑務所の中を描いた場面(第一章)だけは多少迫力があったが(経験を基にしているのだろう)、他の章はまったく、くだらない。読む価値なし。

プライベートピア

昨日読んだ「ゲーテッド・コミュニティ」とも関連する書(訳者も共通)。米国で拡大しているCID(Common Interest Development=コモンを有する住宅地、と訳されている)について、その現状と問題点を描く。CIDとは、共用空間と独自の規則とを備えた住…

ゲーテッド・コミュニティ

米国では急速に、警備員付きのゲートで囲まれた住宅地に住む人が増えている(特にカリフォルニアとフロリダ)。もちろん、治安・安全を求めてのことで、そのような住宅地の需要が多いため、デベロッパーの開発も進むというわけだ。必ずしもお金持ちだけが住…

フィルム・スタディーズ入門

タイトル通り、映画研究の入門書。著者はカリフォルニア州の、チャップマン大学の映画研究の准教授。映画の美学、映画の物語構造、映画監督論、ジャンル論、ノンフィクション映画論、そして映画批評論と、一冊の本としてはそれなりによくまとまっているし、…

折紙数学

折紙を使って数学・幾何学を展開する。著者は、生理学専攻の北里大学名誉教授で、既に80代だが、数学の腕も玄人裸足である。さすが理3か。例えば、定規とコンパスのみを使って作図可能な正多角形は、辺の数が20以下の場合、3,4,5,6,8,10,12,15,16,17,20…

アイデンティティ

『リキッド・モダニティ』のジグムント・バウマンの著書だが、ジャーナリストのベネデット・ヴェッキによる質問に電子メールで答えるという形で執筆されたもので、バウマンがあまり語りたがらない自らのポーランド生まれ(そして追放されイギリスへ)という…

計算不可能性を設計する

宮台真司氏と、ITアーキテクト神成淳司氏との対談集。神成氏が優秀なアーキテクトであることはよく分かったし、このような人を抱えることのできたIAMASや岐阜県、そしてSFCは幸運である。現場を重視し、「その人の発想に身震いするほど感動する瞬…

Culture on Demand

名著『テレビが中国を変えた』(ISBN:4000027069)で知られるジェームズ・ラルの新著。グローバル化、情報化による文化変容を描いたもので、各所に目配りをしているが、鋭い指摘があるわけではなく、むしろ大学生向け教科書か。

中高生と情報環境

いずれも毎日新聞ニュースより。 個人情報 書き込みすぎる中学生−−ネット環境調査 中学3年生女子の6割が自分のプロフィールサイト(プロフ)やブログなどを持っているが第三者に見られている危機意識は薄く、男子は2割がWinnyなどのファイル交換ソフ…

2011年、メディア再編

テレビとネットの融合といったスローガンが喧しいが、本書はそれに慎重な見方を唱える。経済的・経営的な視点で、放送局と通信業者のいずれもに得になるようなビジネスの形が成立しなければ、放送と通信の融合なり連携は進まないのではないのかというのが、…