2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧
実はうちの選挙区も「自民分裂」です。 兵庫1区前職、無所属で出馬 賛成したのに公認されず 2005年08月17日 借金問題で支持者らとトラブルになっている自民党前職の砂田圭佑氏(71)=兵庫1区=は16日、総選挙に同区から無所属で立候補する意向を固め…
衆議院選挙が公示され、候補者一覧を見てみた。例えば東海ブロックを見てみると、上智大学の先輩・後輩対決となっている岐阜1区の佐藤ゆかり候補(刺客)や、大蔵官僚の片山さつき候補(刺客)、料理研究家の藤野真紀子候補(刺客にあらず)の3人がいずれも…
今年の初め、ライブドアによるニッポン放送株取得(乗っ取り未遂?)は大きな波紋を呼んだが、フジサンケイグループの現経営者陣にもあまり表に出したくない過去、鹿内家との確執がある。本書は「日枝クーデター」(日枝久氏による、鹿内宏明氏の解任劇)や…
<死亡ひき逃げ>裁判官が「求刑軽い」と異例要求 岡山地裁 岡山地裁倉敷支部で公判中の死亡ひき逃げ事件で、懲役3年を求刑した検察側に、裁判官が「軽すぎる」として、法廷外で求刑理由などについて釈明を求めていたことが分かった。検察側はその後、改め…
人間の性行動についての大規模調査で知られるキンゼイ博士の伝記映画。文句なしによい映画だ。厳格な工学者である父親との確執(後に父が自慰癖を告白して和解する)、逆の意味での息子との確執は、おそらく本当のことなのだろう。妻役のローラ・リニーの演…
私の著書に言及してくれているのはありがたいのですが、タイトルが間違っています(涙)。
ブッシュ政権および小泉政権におけるメディア戦略を中心に、批判的に分析し、メディアが権力者に都合のいい媒体となっていることを警告する、警世の書。特にイラク人質報道についての指摘には耳を傾けるべきものがある。
共謀罪の危険を訴える文集だが、誇張的表現が多く中身はあまり納得できない。
新党「日本」ってなんなんだ。 田中康夫の政治姿勢には、「脱ダム」を初め、私は共感するところは多い。しかし、綿貫や亀井の別動隊のような組織を作ってどうするのだろう。しかも今日は、数合わせのために、郵政族のヒモ付き代議士を迎え入れたというではな…
この著者のような人を、各地で行われている合併協議会に顧問のような形で参加させることができたら、現在のような地名の惨状は起きなかったのではないだろうか。合併後の地名や、幻に終わった地名のうち、特に問題のあるものについて、何がいけないのか、ど…
大学で会議です。苦ーー
最近話題になることの多い「信頼」研究の中でも、よく言及される一冊。信頼を「一般化された=不特定多数の人への信頼」と、「特定の人に対する信頼」に分類し、調査によってどのような属性の人が、高い「信頼」を感じているのかを明らかにする。特に興味深…
某学会から論文の査読を頼まれる。私は(文系の学問では)査読そのものにあまり価値を置いていないが、頼まれた仕事はきちんとやります。
『情報化と都市の将来』を読む。慶応湘南藤沢の先生と、富士通総研がまとめた本だから、まともな本だろうと思っていたら、のっけからこんな文章で始まる。 ビットという言葉は、マサチューセッツ工科大学メディア・ラボの所長であるニコラス・ネグロポンテが…
こんな馬鹿が・・・ <無賃乗車>愛知から青森まで1115キロ 36歳無職男 [ 08月18日 19時32分 ] タクシーで愛知県豊橋市から青森市まで約1115キロを無賃乗車したとして、青森署は18日、青森市出身で住所不定、無職、町田晃一容疑者(36)を詐欺…
長野市役所、および長野県庁で地域情報化政策の取材。 この日記は、長野県の地域情報化中核施設である、長野市フルネットセンターで書いてます。http://www.city.nagano.nagano.jp/ikka/jouhou/center/
茅野市、松本市で地域情報化政策の取材。 茅野市は日経のe都市ランキングでいきなり全国3位に踊り出、注目を集めた。諏訪東京理科大学との連携、NPO法人の重用などの特徴を持つ。情報拠点として諏訪東京理科大学内に(ちょっと不便なところだが)茅野市…
何でも小泉首相が次々と郵政民営化反対派の選挙区に次々と「刺客」を送り込んでいるそうな。しかしこの作戦が奏効するかは疑わしい。むしろ公認されなかった候補者に同情票が集まるし・・・ 例えば東京10区の小林興起のところは、小池百合子だそうな。小林…
笠井潔『徴候としての妄想的暴力』を読む。思想家であり、推理小説の実作者でもある笠井氏のミステリー論は鋭い。北村薫の『盤上の敵』など、ここに論じられた本の多くを読みたくなってしまった(時間がないのに)。
岸宣仁『ゲノム敗北』を読む。日本のゲノム解読への貢献が、なぜ6パーセントにとどまっしまったのか、生物物理学の先駆者ともいうべき和田教授の苦闘を跡づけるとともに、フロンティア研究を認めたがらない官僚機構の病理や、知的財産法制における立ち遅れ…
丸谷才一『輝く日の宮』を読む。よく言えば達者、悪く言えば「いい気なもの」。丸谷好みのインテリの登場人物たちが、丸谷好みの会話をしながら、丸谷好みのストーリーを構築してゆく。今回の主人公は女性国文学者で、輝く日の宮というのは、失われた(藤原…
栗本慎一郎『パンツを脱いだサル』を読んだ。明治大学教授を辞めて「もう二度と日本の大学では教鞭を取らない」と宣言したのに帝京大学や東京農業大学の教授になったり、また、小沢と組んで新進党から議員になった(さらに自民党の悪口本も出した)のに次の…
新宿武蔵野館に、映画「ヒトラー 最期の十二日間」を見に行く。非常に混んでいて、立ち見も出るほど。ヒトラーの最期の秘書の書いた手記が原作で、妻のエヴァ、ゲッペルス、ヒムラーなど身近な人間に対して、ヒトラーがどう振舞ったのかを中心に描いた力作。…
東京の実家に帰省してます。 夕方、銀座のヴァニラ画廊に出かけ、写真評論家・飯沢耕太郎氏を中心とした鼎談を聞きに行く。しかしヴァニラ画廊というのが四畳半一間のような狭いところで、そこに何十人もの聴衆が集まったものだから、窮屈でしかたなかった。…
尾花沢市役所で地域情報化政策の取材。平成8年度には旧通産省の「ハイビジョン・コミュニティ」政策により、悠美館(尾花沢学習情報センター)に、150インチハイビジョンシステムを、約5500万円で導入している。悠美館は図書館、学習室などを備えた…
宮古市役所と気仙沼市役所で地域情報化政策の取材。 宮古市は行政情報化に関しては先進地の一つで、平成11年度から導入されたワンストップ・サービス(総合窓口一つであらゆる手続きが済む)が自慢だが、地域情報化については、情報基盤整備を中心に依然と…
鶴岡市役所、酒田市役所で地域情報化政策に関する取材。 そのままのんびり電車に乗って、宿泊は釜石で。 北上駅のホームから花火が見えた。
友人に誘われ、某中小企業経営者の方と会食。バブル期およびその後の銀行の悪逆非道ぶりなど、興味深い話を伺った。詳しくは書けないが、分積み両建ては無論、高い利子を取り続けるために、返済しようとしても受けつけない事例や、生命保険に強制的に加入さ…
マヌエル・カステルと、ペッカ・ヒマネンの共著。米国などと違い、情報化と社会的な平等・高福祉とを両立させたフィンランドを事例研究した書。参考にはなるが、人口や文化の違いを考えるとそのまま日本に応用することは難しいだろう。
東京大学コレクションの第Ⅸ巻『ニュースの誕生 かわら版と新聞錦絵の情報世界』を読む。大判で内容豊富、美しいカラー版画などを含め、これで3800円は安い。災害、病気だけでなく、政治への不満や諧謔、言葉遊びなど、江戸時代(および明治初期)の人び…