2004-01-01から1年間の記事一覧

無事に帰ってきました

非常勤から無事に帰ってきました。教学社から、「赤本に掲載したい、ついては印税483円を払うので、振込み先を通知せよ」という手紙が届く。私は自分の文章が入試に使われるのは一つの夢だったので、お、いよいよかと喜んだが、よく見ると著書ではなく翻…

非常勤中休み

おととい・昨日と、冬休み集中講義で1日5コマの授業をこなし、今日は日曜で中休み(大学が閉まってしまう)。あと1日です。

情報戦争

ナンシー・スノー『情報戦争』(岩波)を読んだ。やや予定調和的ではあるけれど、ブッシュ批判、アメリカの戦略批判としてよく書けている。但し翻訳には問題がありそうだ。例えば、「連邦通信委員会」と訳すべきFCCが、「連邦コミュニケーション委員会」…

年末です

本当に押し迫ってきました。 本務校での授業は、学部の授業は昨日で、大学院の授業は今日で、終わりました。 講座会議も今日で終了です。厄介な議題もありましたが、何とか片付きました。ただ私自身は、明日から北陸地方に出向いて、冬休みの非常勤・集中講…

忘年会

ゼミ忘年会。店も混んでいた。今年も終わりだな。

 幸青島

ちょっと分量があるので、本丸のホームページの方に置きます。http://www2.kobe-u.ac.jp/~akehyon/sachiao.html

小説完成

ゼミ生との約束もあり、久しぶりに小説を書き上げ、某文学賞に送る。昔は本気で、文学賞が欲しかった。今は、本気では欲していない。本当にとったら、研究・授業・ゼミ・(いやな)会議に加えて、小説の締切りにも追われることになる。倒れちゃうよ。 (それ…

ごめんね

東京へ戻って翔心会(私的な勉強会)に出るつもりでいたけれど、疲れて断念しました。その代わりに家にとじこもって小説に専念してます。みなさん(見てるのかな)すみません。

東郷町、蒲郡市

愛知県東郷町、および蒲郡市で地域情報化政策の取材。東郷町はeまちづくり交付金で、地域ポータルサイトを構築。http://www.itownbox.jp/togo/蒲郡市は、旧郵政省の「自治体ネットワーク施設整備事業」の補助を受け、立派な「蒲郡情報ネットワークセンター」…

ジョージ・マイアソン『ダナ・ハラウェイと遺伝子組み換え食品』を読む。ハラウェイといえばサイボーグ宣言で有名だが、大胆にも遺伝子組み替え食品を養護する(論理的帰結?)。ここで取り上げられている彼女の『慎ましい証人』を読まないといけないな。し…

ゼミ

今日はゼミの日で、宮崎駿を扱った本を数冊、学生にレジュメを作ってもらったが、どの本もいまいちで、宮崎自体を超えていないと思う(主観ですが)。今月に入ってから、原稿の依頼が相次ぐ。ありがたいことです。

松原氏に捧ぐ

授業と会議の続く一日。教授会約4時間。つらい。首が痛いのに・・・ 教授会の議論で唯一おもしろかったのは、大学史編纂の際の、学部間の覇権争い。うちの大学は経営学部が最古参らしいのだが、大学史の「前史」の記述において、その時点で「高等教育機関」…

小松美彦『脳死・臓器移植の本当の話』を読んだ。タイトルからも分かるように、脳死・移植医療批判の書。私は、もし本当に助かるのであれば、移植医療には賛成の立場だが、小松氏は、脳死と診断されても回復することは珍しくないこと、移植のために臓器を摘…

ハウル

仕方なく(なぜ?)「ハウルの動く城」を見に行った。映画館は異常に混んでいた。ストーリーは全くのご都合主義で、あまり面白くはないな。ただ、絵としては息をのむほどすばらしいシーンがいくつかあって、絵画の鑑賞としてならばおすすめできる。

いてててて

首の痛みがいっこうにおさまらず、たまらず近所の整形外科へかけこむ。とても親切にしてもらえた。4年前と同じ、筋弛緩剤を投与され、電気治療を受ける。なんとか病状緩和しました。しかしお医者さまに「あなたの首は曲がっている。注意しないと何度でもぶ…

ああ、首が

夢野久作論の修正原稿をとりあえず脱稿。原稿を受け取りがてらNTT出版の佐々木さんが神戸にやってきてくれて、夕食をともにする。しかしずっとワープロに向かっていたせいで、4年ぶりに首が痛くなった。

キリスト教の本質

今日は何やら大げさなタイトルを掲げてしまった(羊頭狗肉)。 ヨブ記、という変な物語が聖書にはある。ヨブという信仰の篤い羊飼いを、神がいじめるのである。家族を殺し、ヨブを病気にする。ヨブは最初は黙って耐えていたが、最後になってキレる。俺はこん…

もうスポーツ推薦入学はやめろ

亜細亜大学の野球部の学生が、集団痴漢でつかまったという。さもありなんという感じだ。 数年前、関大で一年生の基礎科目の非常勤をしていたとき、もっとも態度が悪かったのが、野球推薦ではいったある学生だった。ほとんど授業に出てこない上に、発表はいい…

五島へ

五島列島に初上陸。ユーミンが「瞳を閉じて」の舞台とした奈留島をはじめて見た。 五島市役所で地域情報化の取材。福江市時代に、総務省の「eまちづくり」「地域イントラ」を、そして農水省の「eむらづくり」の指定も受けている。 港に近い定食屋で刺身定…

友人の結婚式

友人の結婚式で福岡へ。式場は、夢野久作ファンにはおなじみの、櫛田神社。 (「押絵の奇蹟」の絵馬が掛けられる舞台)。 披露宴は博多吉兆で、たらふく食いました。 深夜から船にのって福江(五島列島)に向かう。

たけちゃん

ビートたけし、もとい、国際的映画監督北野武氏が、東京芸大大学院の主任教授に。びっくりしたし、賛否両論あるだろうけど、基本的にはよいことだろう。ただし心配なのは、授業はいいとしても、大学のつまらない雑用に、北野氏の貴重な時間が奪われないかと…

銭金やらせ発覚

木曜の深夜に、ネプチューンと渡辺満理奈の司会で、銭形金太郎というバラエティ番組をやっていた。収入の少ない「ビンボーさん」の生活の知恵を、くりーむしちゅー等の芸人が面白おかしく紹介する小気味いい番組で、私も折りに触れて視聴していたが(確か当…

「島」

今日はゼミ。「島」というタイトルで来週までに小説を書くことをゼミ生に約束してしまった。こまったな。 グローコム「情報社会の倫理と設計についての学際的研究」の第一回議事録がアップされている。公文師が多摩大学に移ったあとのグローコムは、やはり東…

ニート再論

今日は授業、そして会議二つ。やれやれ。 H(はら)さん早く回復しないかな。ニートについて再び。 ニートの人びとが、たとえ自宅に引きこもっていようと、量的にさほどの人数でないなら、そして(親の金で)幸せに暮らしているのなら、社会的には何も問題…

授業2こま。最近ぱらぱらと五月雨的に、遅刻してくる学生が多くムカツく。たるんでいるのだろうな。 塚本潔『ドコモとau』を読む。

小林雅一『コンテンツ消滅』を読んだ。「フツーの人びと」が、インターネットの普及以降特に、コンテンツに払う金を惜しむようになった。新聞はネットで読み、レンタルで借りたCDをコピーして焼いてしまう。それに伴う音楽産業、ゲーム産業、アニメ産業な…

西灘劇場の跡地にできるマンション「ランズ王子公園」のチラシが入っていた。西灘劇場は何度か足を運んだが、いつもガラガラで、まあ閉館はやむを得まいが、しかし、マンションの立つことの早いこと。レンタルビデオで300円台で借りられるような作品をか…

合間に読んでいたのは東谷暁『日本経済新聞は信用できるか』。日本で実質的に唯一の大手経済紙であり、経済世論の形成に力を持つ日経が、これまでいかに「煽り」や「過ちのごまかし」をしてきたか、実証する本。著者は学者というよりは編集者、ライターだが…

resfest2004

なんばHATCHで開催されていたデジタル映像の祭典、resfest2004へ。フリーパス券13000円を自腹を切って買い、ほとんど見た。実写とアニメ、CGの融合の技術は、これまでにも増して巧みになっている。しかし残念ながら観客の数は少なく、おそらく昨…

ニートな午後3時

茨城でいやな事件が連続。ニート(仕事、教育、訓練を受けていない人を指す新語)の息子が、両親など家族を殺害。どちらの家庭も、それなりによい家らしい。やはりプレッシャーがあったのだろうな。ニートの数は激増中だが、大多数はおとなしく暮らしている…