2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

地理が面白い

私は地域情報化政策の取材のために、相当多くの地方自治体の役所・役場を回っているが、全く無目的に役所・役場めぐりをしているマニアの人がいた。日本IBMを定年退職したばかりの人だそうだが、すごい。しかもマイカーなどを使わずに、必ず公共交通機関…

ばばんばばんばんばん、いい加減にしろよ。

最近ちょっと疲れ気味です。 JR運転士、道路で暴走 深夜にドリフト繰り返す 大阪府警交通捜査課などは30日、道路のコーナーを横滑りしながら曲がるドリフト走行をしたとして道交法違反(共同危険行為)の疑いで、兵庫県西宮市松山町、JR西日本天王寺電…

1級

地図力検定1級の合格通知が来た。いくつになっても合格通知はいいものだ(こういうことを正直に書くから精神年齢の低さがばれてしまう)。得点は自己採点どおり82点。最高点が86点だそうだから、あと2問合っていれば並べたのに・・・。あの扇状地の問…

昨日からおとなしく授業モードです。そろそろゼミ配属の時期。3年生が動き出します。

秋田県庁、秋田市役所

秋田県庁、秋田市役所で地域情報化政策の取材。県庁の人から、大潟村で意外に情報化が進んでいるという話を伺う。これを事前に知っていれば取材に行くんだったのに(反実仮想)。市役所では財政難を嘆くことしきり。そんなに秋田市は深刻なのだろうか。 帰り…

秋田内陸縦貫鉄道の旅・角館

早朝にホテルを出て鷹巣に向かい、そこから秋田内陸縦貫鉄道の旅。思ったほど標高はないが、林の中を一本の鉄路が伸びていくのは気持いい。角館では、「平福記念美術館」を見学し、ハイビジョン・コミュニティ構想」の残骸のハイビジョンシステムが、壊れた…

根深誠『白神山地を行く』

登山家が語る白神山地の魅力。実際の山歩きの体験が中心だが、特に面白いのは、クマ撃ちの名人「マタギの長さん」との会話。

五能線の旅

白神ビジターセンターに寄ったあと、弘前に出て、そこから「リゾートしらかみ」に乗って五能線の旅。日本海の景色を楽しむ前には、昔話や津軽三味線の演奏サービスがあり、まさにいたれりつくせり。 宿泊は能代で。能代の町はさびれ放題だ。ニューグリーンと…

板柳町、田舎館村

鹿角から電車で板柳へ。eまちづくりの取材。板柳町はりんごの産地として知られ、りんごの「トレーサビリティ」システムを構築した。ネックはやはり生産者の人々が面倒な作業を嫌うこと。しかもりんごの種類も、農薬の種類も非常に多い。担当の佐藤文俊さん…

大館市、鹿角市

伊丹空港を出て、大館能代空港へ。風が強く寒い。バスで大館に向かう。大館市役所で地域情報化政策の取材。終わるとバスで鹿角市役所へ向かい、地域情報化政策の取材。インターネット鹿角の理事の方にも興味深い話を伺うことができた。 宿泊は鹿角パークホテ…

水越伸『メディア・ビオトープ』 

表題にあるビオトープとは、「生命」を表す「バイオ」と、「場所」を表す「トポス」の合成語で、「生物の棲息に適した小さいな場所」を意味し、ヨーロッパではよく使われる言葉だそうだ。本書はこの「ビオトープ」を比喩として、現在の問題の多いメディア環…

明日から出張です。

青弓社編集部編『従軍のポリティクス』を読んだ。個々の文章には面白いものもあるが、全体としては雑多なものを詰め込んだという印象。

本を減らす

文科系の学者はたいてい誰でもそうだと思うけれど、私も本の増加に悩んでいる一人だ。研究室も自宅も本だらけである。どちらも4階だから、床が抜ける可能性もある。 今年度に入ってから、少しづつ蔵書を減らそうと決めた。といっても捨てることなどできない…

瓶詰の生首

「私のコレクションの中でも、最後に飛び切りのものをお見せしましょう」 ヒルシュ氏は金庫の中から大事そうに、ボーリングの玉くらいの大きさの、とっくり型の細首ビンを取り出した。セピア色の瓶の中には、人の首らしきものが入っている。表情がないからよ…

京都のゲーテで行われているイメージ・フォーラム・フェスティヴァルへ。時間がなくて最後の回のみ。ひらたたかひろ「The Trains」、小柳祐介「都市東京」、小瀬村真美「絵画の残像 映像の残光」といったすばらしい作品に出会え、内容的に充実していた。ただ…

大学改革論

原さんの「教養の道」に刺激されて、私も大学改革論を書くことにします。そういえば、ホームページの方にも昔、いろいろ書いてます。それと重なっているところもあれば、変化しているところもあるでしょう。 まず入試について。以下は全くの私論です。現在の…

名前ってなにさ。

またこんな事件が・・・ 道警捜査1課と江別署は16日、無職女性(20)に対する監禁容疑で江別市大麻園町、無職、小林泰剛(やすよし)容疑者(21)を逮捕した。 調べでは、小林容疑者は、昨年9月11日に札幌市内で声をかけて知り合った女性を、解放する同月23…

e−Kansai戦略円卓会議

午前中の授業をこなした後、大阪国際会議場で行われた「e−Kansai戦略円卓会議」へ。恩師の須藤先生とも数年ぶりに再会でき、有益だった。http://www.kiis.or.jp/research/gtforum2005/gsynpo2005.htm

また人質ですか・・

また日本人が人質にとられたとのニュースが。平和な日本でぬくぬく暮らしている私に、なにか論評する資格があるとも思えません。

編集者

編集者との面談日。内容はヒミツ。

土基善文『XのX乗のはなし』

社会学のようなつかみどころがない「学問」をやっていると、時々無性に数学のようなきちんとした勉強がしたくなる。Y=X^Xという特異な関数を追跡しながら、周辺にまで話題は広がっていく、わくわくするおすすめの一冊。教科書では対数関数は指数関数の…

佐久市

佐久市情報センターで地域情報化政策の取材。佐久市の情報政策委員会に錚々たる大物たち(西尾嘉男、武邑光裕、中村伊知哉など)が名前を連ねていたのにちょっとびっくり。

高遠さんの講演

佐久平駅近くの、佐久市勤労福祉センターで高遠菜穂子さんの講演会があると聞き、母と二人で出かける。会場は超満員。米軍がひた隠す、イラク人の死者の写真(だいたい腐りかけた者)を延々と映像で見せられ、落ち込んだ。しかしこれが事実であるから仕方な…

山本健兒『産業集積の経済地理学』

産業立地論、産業集積論には非常に興味があるので読んでみた。この本は、まず「シリコンバレー」「サード・イタリア」という多くの人が関心を寄せている二つの地域について述べた後、産業立地論の各理論を紹介してゆく。具体的には、マーシャルの産業集積論…

山荘へ

ゴールデンウィークで、母方の祖母が遺してくれた八ヶ岳の別荘(というより山小屋)へ、母と二人で来ています。まあ親孝行ということで。 しかし、遅れ気味の翻訳にほぼ専念の缶詰状態です。

数土直紀『自由という服従』

数土直紀氏とは面識はないが、私と同年生まれの優秀な社会学者で、その活躍は遠くからまぶしく眺めてきた。われわれの年ではまだ博士号を持っている人は少ないが、数土氏はかなり早くに取得された。博士論文を基にした著書『自由の社会理論』(多賀出版)は…