2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

卒論締切日。ぱらぱらと学生たちがやってくる。今日で1月も終わりか・・・ 東横イン事件。私も何度か泊まったことがあるが、安いし快適だし、いいホテルだと思っていた。しかしその背後には、厳しいコスト管理があり、手間のかかる身障者を泊まらせまいとす…

卒論も大詰め。みな頑張っているのであろうな。 但し今日は、研究室で学生を待っていて、待ちぼうけをくらった←脱力

初めての機種変更

長年使い慣れた、ケンウッドのエッジ端末から、いま話題のw-zero3に、初めての機種変更。電話というより、通話もできるPDAという感じ。けっこう重いし、でかい。使いこなせるのかちょっと不安。http://www.sharp.co.jp/ws/

北方領土問題

著者は中ソ国境問題に詳しい北大教授。膠着状態にある北方領土問題に対して、中ソ国境問題の解決過程を手がかりに、両者が歩み寄った柔軟な解決策(例えば3島返還)を提唱する。私は全くの専門外なので気の利いたコメントはできないが、竹島にしろ、尖閣に…

非常勤のやなぎみわ先生、しばたゆり先生の科目「視覚映像表現Ⅰ」が終了。この科目はうちの学科の「目玉科目」の一つだったのに、残念ながらカリキュラム改変でなくなってしまう。

罪と罰

「ハーレムおじさん」やら、京大のアメフト部による女性暴行やら、今週もさまざまな事件が噴出した。常々思うのだが、「性犯罪」と、「経済犯罪」、「交通犯罪」、一般の重罪とで、基本的に刑罰も変えるべきではないのか。 もっと具体的にいうと、殺人や強盗…

竹村健一『マクルーハンの世界』(講談社、1967年、ISBNなし)

こんな本が書棚から出てきた。さっそく読む。軽い本なのですぐ読める。ここにあるのは、マクルーハンそのものというより竹村健一臭の強いマクルーハン像ではあるが、マクルーハンがメディアの予言者であるどころか、今日の眼から見てハズレ予言ばかり(その…

「見た目」依存の時代

ここ数年、毎年「今年こそは」と思いつつ、データ収集が面倒なため進んでいないのが「テレビの顔」研究。まあ、今年こそは学生さんを動員してやりますよ。いいHDレコーダも出ているし、あとは、自動的にテレビ画像の顔を抽出して、分析してくれるソフトさ…

今日で後期の授業も終了。ほっと一息。これからは入試モード(あーん)。

教育不信と教育依存の時代

多くの人が教育について批判的に語る。しかし、現在の教育はさほど悪くはないし、無理して変えてもかえって副作用が出るのかもしれない。教育への不信は、教育への依存の裏返しではないか。とする著者の意見は真っ当である。特に共感したのは「一生使いまわ…

昨日はたまたま大阪に会合で出ていたら、帰りに「堀江社長逮捕」の号外が配られていた。容疑事実を明らかにする必要がまずあるが、やはりショックだ。裏切られた気持ちだ。 とはいえ、ホリエモンを水に落ちた犬のごとく、叩く気持ちにはなれない。よく「勝ち…

テレビでは昨日から盛んに、ライブドアの忘年会の「流出テープ」が流されている。まさに「汎映像社会」だ。どこにでもカメラがあり、ふとしたきっかけでそれがマスメディアやインターネットを通じて広く流れる。 見るともなしに見ながら、私はふとリクルート…

電子メディアを飼いならす

人類学者たち(および番組制作者)によるメディア論。「電子メディア」と銘打っているが、むしろ対象はテレビなどのマスメディア。いかにしてメディアに利用されず、かつ、うまく利用するかをめぐり、具体性の強い各論考が展開される。

今年は数年ぶりに、センター試験の試験監督免除の年だった。ありがたい。ひさしぶりに家でゆっくり勉強できる。

科学技術社会論の技法

一昔前に話題になった、東大『知の技法』の、科学技術社会論バージョンを目指した本。取り上げられている事例はいずれも重要なものだが、教科書ということもあって、記述はラディカルなところがなく物足りなさが残る。つまりわくわくしない。まあ仕方ないか。

欲望

シネカノン神戸でレートショーでやっていた「欲望」を見に行く。ストーリーについてはオフィシャルページを参照。 http://www.yokubo.jp/前半部については、それなりにいい映画だと思った。主人公の類子を演じる板谷由夏(http://blog.amuse.co.jp/itayayuka…

ライブドアへの強制捜査は、私にとってもショックであったが、今この件についてコメントできるようなことはない。ライブドアのしたことの「違法性」の程度が分からないから。事実関係が解明されても、その解釈について、大きなグレーゾーンが残るのではない…

さて演劇を楽しんだあとは、十三に回って第七芸術劇場で映画を2本見た。まず田尻裕司監督の「孕み 白い恐怖」。雪山ホラー。前田亜季主演、矢口壹琅が麻原彰晃のような盲目の殺人鬼を演じる。ヒッチコックの「鳥」および「サイコ」を思わせる場面がいくつか…

伊丹の「アイ・ホール」に行き、劇団「空の駅舎」第4回公演「アクシデンタル・ツーリスト」を見に行く。現ゼミ生・塚本久留実、および、ゼミOB・三田村啓示が出演しているので見にいかないわけにはいかない(笑)。彼らの芸達者ぶりに感銘。しかし脚本は…

田川市の「たがわ情報センター」へ。しかし余談だが、よく「後藤寺線」が廃止されずに生き残っているものだ。筑豊の鉄道網は、最盛期に比べて、本当に減ってしまった。ところどころに石炭関係の遺物が車窓から見える。 昼食は小倉ステーションホテル7階の「…

地域情報化政策の取材で長崎県大村市へ。この日記も、大村市情報交流プラザで書いてます。その後、武雄市のケーブルワンなどでで取材し、武雄温泉にも漬かる。

地域情報化政策の取材で北九州市へ。情報政策室の水口氏、宮下氏、新産業政策科の阿部氏の3人に対応してもらう。宿泊は志免町の友人宅へ。

昨日・今日と、4年生たちの卒論の相談。それ以外に、授業・会議。2006年も本格的に始動した感じ。

Rich Media,Poor Democracy

自由主義経済のもとで、民主主義や民主的なメディアが閉塞状態にある、という趣旨の書物。まじめに書かれているのだが、新しい情報やはっとする展開はなく、それなのに結構長く、我慢して最後までつきあったが、正直退屈だった。著者はイリノイ大学の教授。

働く過剰

ニート論などで世に出た玄田有史氏の新作。働く若者、および、働けない若者の置かれている苦しい現状をデータで伝える。即戦力主義に反旗をひるがえすところは、私も賛成。また、大学で評価される授業が「わかりやすさ」に偏しているとの問題意識も、よく分…

新年最初の取材は群馬県。地域情報化政策の取材で高崎市役所、前橋市役所、太田市役所、館林市役所に行く。昼食は前橋市役所12階の展望ホールで。雪をかぶった赤城山(たぶん)が美しい。群馬と新潟の県境は、『雪国』で「国境」と言われただけのことはあ…

賀正

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく。年始は東京の実家に戻り、いろいろな人と話をしました。懇意にしている編集者さん、父方・母方の親類、学生時代の友人、などなど。時にはトリプル・ヘッダーで。 あ、H(はら)さん夫妻とのカラオケ…