2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

卒論締切日

今日は卒論締切日。みなさんお疲れさん。 1月も終わりか、速いな。

道路行政

遅ればせながら、道路公団民営化についての3冊。猪瀬直樹氏については、『日本国の研究』で特殊法人の病巣(「永田町」「霞ヶ関」に匹敵する権力構造としての「虎ノ門」)をえぐって以来、私はファンだったが、残念ながら、櫻井・田中両氏の本を読むと、ど…

大澤真幸『帝国的ナショナリズム』を読んだ。いつもながら鋭い論考が収められている。ただ疑問も持った。 現代的ナショナリズム(啓蒙された、反省的意識を有するナショナリズム)には、それが「作られた」ものだという指摘は効力がないという処方箋はよいと…

今週は実は九州方面に出張して地域情報化政策の取材をしようと思っていたが、卒論指導など、仕事がたてこんでいて断念。

後期最後の授業

後期最後の授業です。「造形と社会総合演習」と「メディア論」。みなさんお疲れさまでした。また来期に向けて英気を養いたいところですが、卒論発表会があり、入試があり、春休みはあまり休めません。おまけに仕事も目白押し。やれやれ。 おとといの火事、放…

ゼミ

昼から夜までゼミ。卒論の締め切りまであと一週間。大詰めです。

火事

実家の隣のアパートが、朝方火事になる。外から炎は見えなかったが、煙の臭いがすごい。幸い延焼は免れたが、不安に思いながら見ていたら、どうも死者が出たらしい(人体らしきものが、消防士によって、完全にビニールに包まれて運ばれて行った)。人間、い…

戸田和雅子ライブ

4年半ぶりのニューアルバム「water strings」の発売を記念した、戸田和雅子のライブコンサートへ。最高だった。荻原義衛のCGアニメーション作品「21世紀の王様」でその澄んだ歌声を初めて聴いて以来大ファンです。サインももらってしまいました。まだ知…

浜松市

浜松市で地域情報化政策の取材。浜松市はオートバイや楽器等を中心とした工業都市として知られる。浜松市の行政の特徴については、竹内宏が次のように述べている。「浜松市は国や県の政策を当てにしないから、政策能力を高めることができた。浜松市役所は他…

教授会

年初の教授会。ある私大の職員が招かれ、FDとして約一時間、学生の就職などに関する話を拝聴することになるが、まったく何の役にも立たない、まともな教員なら誰もがわかりきっている一般論。これは決して、招かれている人を非難しているのではなく、能力…

生首に聞いてみろ

法月綸太郎『生首に聞いてみろ』を読んだ。都筑道夫の懐かしい『なめくじに聞いてみろ』を思わせるタイトル。彫刻を扱っているので、造形の学生さんには、特にジョージ・シーガル好きにはお奨めです。評価は、かなりよい、ということで。以下、ネタばれ感想…

田辺市

和歌山県田辺市へ、地域情報化の取材。 田辺市は商業地域で、大規模な工業はなく、主要産業は「梅」関連、特に梅干しである。 御坊・田辺周辺広域市町村圏で昭和60年にテレトピア構想地域に指定された。全国で最も早い、20のモデル地域の一つである。こ…

変身

シネ・ヌーヴォ九条で「変身」を見た。もちろん原作はカフカである。だが、原作とはそれなりに変えてあるようだ。 誰もが知っているように、カフカ『変身』は、ザムザがむざむざ虫にされてしまった朝から話が始まる。しかしこの映画は、その前日の夜、大雨の…

トール・ノーレットランダーシュ『気前の良い人類』

『ユーザー・イリュージョン』で知られるデンマークの科学ジャーナリスト、ノーレットランダーシュの新作(といっても原著の出版は2002年だが)。エモリー大学(ジョージア州アトランタ)で行われたゲーム理論の実験で、「協力」を選んだ場合に脳に、麻…

赤穂で牡蠣

ノロウィルスをものともせず、赤穂へ牡蠣を食いに行った。江戸っ子は旬のものには目が無いのだ(笑)。ついでに温泉にも漬かり、疲れを癒す。今年はセンター試験の監督が当たらなかったので、本当によかった。仕事(夢野久作論の校正など)に精を出す。

三宮で映画「約三十の嘘」を見た(一昨日と似たような書き出しですね)。だがちょっと失望。もともと舞台作品だそうで、ほぼ、大阪と札幌を結ぶ寝台列車「トワイライトエクスプレス」の中だけで話が展開する。詐欺師の集団が、分け前をめぐってトラブルを起…

高野口町

和歌山県高野口町で地域情報化政策の取材。総務省の地域情報化施策「マルチメディア街中にぎわい創出事業」のモデル地区指定。 高野口町は、その名の通り、高野山参詣のための入口として栄えた町である。大和街道と高野街道の交差点に位置し、もとは「名倉村…

三宮で映画「スーパーサイズ・ミー」を見た。監督自ら、マクドナルドを一ヶ月間一日三食食べ続けて、健康な体がどう変化するのかを人体実験するドキュメンタリー。ドキュメンタリーといっても、ユーモアにあふれたもので、途中のCGアニメなども大変手がこ…

アドルノの暴力

マーティン・ジェイ『暴力の屈折』を読む。テロリズムに抗する時評論文集だが、あまりおもしろくはない。一番印象に残ったのが、アドルノの未発表草稿集の中に、ホルクハイマーなどとの権力争いや、著者(ジェイ)対する悪口(ジェイは大学院在籍中に、大家…

初ゼミおよび新年会

今日は初ゼミ。1時半から夕刻まで、卒論発表を中心にみっちり。「色」を扱ったものが今年は多い。その後、三宮でゼミ新年会。しゃぶしゃぶと飲茶を中心に、食べ放題のためつい食べ過ぎる。ウェストが心配。

18きっぷの受難

ひさしぶりに「ムーンライトながら」を使って東京から神戸にもどったが、やけに事故に祟られた。まず出発直前、湯河原で事故があり、小田原−熱海間で運転見合わせとの電光掲示。非常に不安になるが、結果的にはこれはすぐに運転再開した。大垣、米原で乗り換…

翔心会の新年会

藤沢の福岡先生宅で、翔心会の新年会。ご馳走をたっぷりいただく。今年もよろしく。

ピンチョンのどこまでやるの

仕事の関係で、トマス・ピンチョンの小説を読んでいるのだけれど、なにが面白いのかよくわからない。学生時代に『スロー・ラーナー』を読んだ時もそうだったが、今回『V』をよんでその感を強くした。Vの謎を追究するというミステリ風の物語だが、いったい…

やっぱり

スマトラ島沖地震の津波被害救済のため、多額の寄付をする。気持ちがいい。ここを読んでいるみなさんも是非。世界思想社に『放送を学ぶ人のために』の初校を送る。振込み先は、やっぱり別の連絡が必要でした。ただの縦割りなのか。それとも個人情報保護法の…

仕事始め

昼は法政大学出版局の伊藤さんと仕事の打ち合わせ。夜は昨年司法試験に受かった友人を囲んで、昔の仲間4人で中華料理。やっと今年も始動です。

新年です

新年おめでとうございます。今日は東中野BOXで、映画「CEO」を鑑賞。「中国版プロジェクトX」との触れ込み通り、中国の電気メーカー「Haier」社の快進撃を描いた作品。だが、俳優の演技はいかにも俳優くさく、どうも数十年前の映画を見ているようだ。特…