2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

メールの送受信ができなくなり(大学のサーバーのシステム変更のため)、数日間不便だったが、システム担当の某氏のおかげでやっと復旧。ただし、サーバーが新旧並行して走っていた3月以来の分が、必死に消した迷惑メールを含めて、すべて「新着メール」と…

これはおもしろい

今日は小谷野敦氏のブログが面白かった。お役所が「出会い系」をするとこうなるのか。http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20060528

ぼくを葬る

オゾン監督の映画だが、はずれだ。余命数ヶ月と診断されたとき、どのように生きるかというのは重いテーマだが、生かしきれていない。ホモ性愛の場面もうざい。例えば、「死ぬまでにしたい10のこと」の方がはるかに優れている。

六甲道の近くで、Live Maxとかいう不動産会社の車に、轢き殺されそうになった。絶対に許さない。

現代社会論

壮大なタイトルだが、京都女子大学現代社会学部の先生たちが一章づつ分担した論文集で、中身は多岐にわたっている(悪く言えばバラバラ)。女子大なので、女子学生が人生を考えるうえで有益という視点から書かれたものが多い(が、特に関係のないものもある…

近畿圏

朝倉書店の「日本の地誌」シリーズの第8巻。大部の本だが楽しく通読。一か所だけ疑問が。432ページの、東近江市の八日市地区(旧八日市市)のところで。 「70年代に入ると、中心市街地の東の外れに新たに行政ニュータウンが建設され、市役所、警察署な…

暑い、学校で仕事してます。 パイロット名乗った結婚詐欺の男を逮捕 滋賀県警高島署は22日、パイロットを名乗り結婚すると持ち掛けて現金をだまし取ったとして、詐欺容疑で同県高島市マキノ町中庄、無職森岡吉誉容疑者(36)を逮捕した。 調べでは、森岡…

今日もイメージ・フォーラムへ

京都ドイツ文化センターへ行って、イメージ・フォーラム・フェスティヴァルの2つのプログラムを鑑賞する。見たのは「日本1 光の謎、囮の愛」と、特集3「TOKYO LOOP」。 前者について寸評。 ノイズ:田名網敬一氏と相原信洋氏によるいつものコラ…

日仏カップル事情

こういう本は私はあまり読まないのだが、ふと手に取ったのは、日本贔屓のラガーヌ教授が、日本女性についても高く評価しているのをつい思い出したから。この本の著者(大阪外国語大学のフランス語の先生)によると、フランス男性と日本女性というカップルの…

関西経済はいま

元気な中京圏と比べて、関西の経済はどうも活気がない。本書は具体例を挙げながら、元気な関西への愛情が感じられる一冊。理論的には(悪い意味ではなく)折衷型で、マイケル・ポーター、ジェーン・ジェイコブス、ピオリなどが出てくる。

今日は教授会の日です。あああ。

アンジェラ

久しぶりに映画を見た。リュック・ベッソン監督の「アンジェラ」。パリを舞台にした白黒の映像はそれなりに美しい(背の高いヒロインもステキ)が、話の筋がめちゃくちゃ。まったくの失敗作。ダメ青年を天使が救うという甘ったるい話なのだけれど、この青年…

京都ドイツ文化センターへ行って「イメージ・フォーラム・フェスティヴァル」の2つのアニメプログラムを見る。雨だったが、驚いたことに超満員。100人くらいの会場にその二倍はいた。昨年のresfestががらがらだったのと比べて天と地の差だ。どこで違いが…

鼻毛永久脱毛

ステキな異性とのデートも、大事な商談も、一本の鼻毛で台無し。そんな鼻毛でお悩みの皆さんに朗報です。鼻毛永久脱毛機械「ハナゲトール」。この棒を一本鼻の穴に入れて、くるりと一回転させるだけであーら不思議、あの鼻毛がすべて毛根から完全に脱毛でき…

学部、大学院を含め今日は一日中授業です。 疲れた。疲れると冗談も飛ばしたくなる。

電子債権

元・銀行員で現在は立命館で教授をしている著者による、電子債権の解説書。電子債権は「手形の電子化」だとよく言われるが、それだけにはとどまらない射程を持つことが詳しく解説されている。ただ、金融や法律の門外漢にはそれでも難しい。

母の日

母の日なのに、離れて住んでいる母に何もせずに一日が終わる。私は親不孝ものです。

秘密室ボン

清涼院流水という若手?作家の本をはじめて読んでみたが、なんだこりゃ。こんな代物が商品なのか。読者がついているのか。驚きだ。私が編集者だったらこんな作品一発でボツにするんだがな。

映画検定の本

映画検定を受けるつもりで、テキストを買ってみたが、どうにも物足りない。確かに、多くの作品紹介があるが、文化面・歴史面に偏っていて、例えば映像の技術や、映画の産業的側面については、ほとんど記述がない。キネマ旬報ベストテンが80ページにもわたっ…

民営化の政治過程

飯尾潤氏の博士論文を加筆訂正後に単行本化したもの。80年代の国鉄などの民営化の政策過程を、記事や聞き書きなどをもとに丹念に追っている。特に難しい理論立てがあるわけではなく、新聞記者やフリージャーナリストが書いたものと変わりはない。これは飯…

大学の誇り

なりふりかまわず高校生集めに走る大学が増えているようだ。毎日新聞の記事から。 高校生青田買い:1学期で合格…面談で合格も 大学も必死 「AO入試」を採用する大学が国公私立を問わず急増し、いち早く高校生を囲い込もうという動きが強まっている。高校…

映画の授業

きわめて実践的な関心から書かれた映画制作入門。黒沢清や青山真治が執筆している。だが、「ソドムの市」のような駄作を作った高橋洋にえらそうに言われても・・・

Understanding the WEB

インターネット(特にウェブ)の社会的な観点からの解説本。あまり目新しい点もないが、政治に焦点を当てた第8章「理性の時代」は読む価値があった。

鉄道地図の謎

村上ファンドは阪神をどうしちゃうんだろう。私はタイガースはどうなってもいいけど、鉄道を愛していない人が鉄道会社を経営してもダメだろう。ところで、日本の鉄道の盛衰を描いた本でイチオシなのがこれ。分かりやすいです。

『大学改革の社会学』

大学改革に関するエッセイ集。大学史や海外の大学事情について、いくつか有益な知識は得られたが、繰り返しが多いし、専門ゆえのこともあるのだろうが著者の意見があまり表に出ておらず「隔靴掻痒」感が残る。「進学率の上昇と飽和という外的な条件によって…

The Visible Human Project

Visible Human Projectというのがある。人体をスライスして得られたデータを詳細にデジタル映像化したもので、研究・教育用に公開されている。データを提供したのは、一人は凶悪犯として死刑になった男性、もう一人は病死した初老の女性。このプロジェクトの…