宮古、気仙沼

宮古市役所と気仙沼市役所で地域情報化政策の取材。
宮古市は行政情報化に関しては先進地の一つで、平成11年度から導入されたワンストップ・サービス(総合窓口一つであらゆる手続きが済む)が自慢だが、地域情報化については、情報基盤整備を中心に依然として課題は多い。
気仙沼市は、宮城県の地域情報化補助事業で、大島地区の情報化を推進した。もともと、県の財政難によって、架橋工事が延期された見返りの意味もあったという。県の施策が終了すると、すぐに民(観光協会)に事業を委譲しようとしたが、人材育成の不足などから、その後は市が面倒を見ることになった。その後、ITリーダーの急死という不幸な出来事もあったが、現在では民で事業を継続している。
夕食はフカヒレ丼。
宿泊は鳴子温泉で。3千円の安宿に泊まったら、設備は確かに悪く、浴場など硫黄でボロボロになっていた。しかし源泉かけ流しで泉質は良いらしい。冷房もなかったが、扇風機だけで十分涼しく、快適に過ごせた。