ビッグデータの衝撃

ビッグデータ」という言葉は、日本ではどうも野村総研がはやらせようとしているようだ。私が読んだビッグデータ関連本はすべて、著者が野村総研関係者。これは偶然ではないだろう。
本書もビジネス利用を中心としたビッグデータ本。イーベイ、ジンガ、セントリカ、カタリナマーケティングなどの事例が出てくる。プライバシー問題についてもそれなりに詳しく、第6章をまるまる費やして記述しているところは特徴と言えるかもしれない。
ビッグデータの衝撃――巨大なデータが戦略を決める