情報化社会の表現の自由

標題に掲げた問題について、プロバイダ責任制限法やP2P、児童ポルノといった具体的問題に即して論じる著作だが、あまりにも話が(悪い意味で)専門的過ぎ、憲法学の研究者以外には役に立たないだろう。判例の評釈や、学者の解釈が詳細に紹介されているが、それだけで終わりというところがあまりにも多い。
情報化社会の表現の自由: 電脳世界への憲法学の視座