阪急六甲は勤務先の最寄駅でもあり、様々な形でお世話になっている阪急電鉄。てっきり、阪急コミュニケーションズが社員に書かせた本かと思ったらそうではなく、ＰＨＰから多数の鉄道会社について出ているシリーズの一冊だった。松岡修造って、小林一三の曾…

著者は森一郎氏だが、もちろん『試験に出る英単語』の著者とは別人です。この森氏は、東京女子大学教授の哲学者です。 前半では、友人や恩師の遺稿集を編んだ経験や、大学での体育館保存運動に関わった経験から、人間にとっての死の意味を考える。後半は３１…

映画評論家四方田犬彦氏の、渾身の大著。テーマはもちろん、ルイス・ブニュエル。ブニュエルの映画は、何本かは見たのだが、本書で初めてブニュエルの全体像に触れられた気がする。スペインに生まれ、パリに出て、ハリウッドに渡るも思う仕事が得られず、メ…