2011-06-16から1日間の記事一覧

考える力が身につく社会学入門

浅野智彦、加藤篤志、苫米地伸、岩田考、菊池裕生の各氏がそれぞれ一章づつ、「私」「人間関係」「家族」「会社と仕事」「文化・流行」を社会学的に解説する平易な入門書。全体を貫くキーワードはギデンズの「再帰性」だろう。伝統に支配されるのではなく、…

日本の公文書

6月4日に紹介した「アーカイヴズが社会を変える」の松岡資明氏の著書で、内容も一部共通している。日本の公文書管理が杜撰になったのは決して歴史的伝統などではなく(徳川吉宗などは大量の文書を保存している)、明治18年の太政官制度廃止以後のことら…