質的研究のための理論入門

邦題通り、質的研究のための各種の理論をやさしく解説する。原書は2005年刊行だが古さは感じない。「シンボリック相互作用論」「解釈学」に始まり「ポスト構造主義」「ポストコロニアリズム」まで。ギデンズとブルデューを論じた第11章「構造化と実践の理論」など、かなりよく書けていると思う。