史上最悪の英語政策

英語でべらべらしゃべるのがカッコイイという軽薄な思いから英語入試を変えようとする不勉強な政治家たちと、それに追従する(せざるを得ない?)文部省、そして、審議会で暗躍する英語試験業界関係者たち。著者の阿部公彦・東大准教授が言うように、この改革は英語教育を悪い方向に進ませるとしか思えない。読むと暗澹たる気分になる。