あの娘が海辺で踊ってる

実家の近くのポレポレ東中野で、上智大学の学生さんたちが作った映画を鑑賞。「あの娘が海辺で踊っている」は、熱海を舞台に、アイドルになろうとしている女子高生と、彼女が依存している「いい人」である「仏の菅原」との友情、そして菅原さんと別の男子校生(三味線部)との恋などを描く。アイドル志望の女優さんは、顔立ちは整っているが、この映画の中ではほとんど笑わず、ほぼ常に苛立ち、怒っている。続いて上映された「Her Res」短編オムニバス。密度はこちらの方が高い。そして、三本目の映画が上映されるのかと思いきや、女優さんたちが舞台に登場し、「ポレポレステーション」で、歌い、踊り、しゃべり、演じるという演劇的な作品となった。いや驚いた。山戸監督はすごい。