30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと

タイトルが示すように、著者は東大経済を卒業後経済産業省に入省、8年の在職を経て最近退職した。ブログで自らの給料を赤裸々に公表して話題になった人物。
書かれてあることは、ごく全うで、悪く言うとあまり新味はないが、一ヶ月の労働時間が400時間とか、私だったら倒れているし、また、法律の一つの言葉にこだわって議論するなど、私だったらバカバカしくてやってられない。やはり官僚には忍耐力が必要とわかる。民主党への点が随分と辛いが、まあ身近で右往左往させられたらそうなるかもしれない。最後の政策提言の中で、高齢者の副業としての農業を提案しているのは興味深い。確かに、農業専業で食べるのは大変なことで、副業化する方が現実的ではあるのだ。
30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと