日本の論点2012

毎年出ている日本の論点の最新版。通読したが、こちらも不満が残る。まず、対論形式となっているものが少なく、84の論点のうち3分の1の28論点のみで、他は1論点1論文である。もっと論点の数を絞り、重厚な議論が読みたい。例えばスポーツの論点など不要。重要だが分かりにくいTPPについては、もっと多数の論者を出し、賛否入り乱れて論争をしてもらいたかった。災害関係が増えていることは時宜にかなっている。
日本の論点 2012 (文春ムック)