第三の脳

著者は、京大大学院出身の資生堂の研究者。タイトルの「第三の脳」とは皮膚のことで、皮膚の持つさまざまな能力、賢さについて、未だ研究中の事象も含めて、興味深い事例を教えてくれる。例えば、視覚だけでなく指先の触覚にの「錯覚」があること。あるいは、どうやら皮膚にも、色を識別する機能があること、など。ちなみに「第二の脳」とは、消化器官のことだそうです。
第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界