東京の島

両者ともトラベルライターの斎藤潤氏の新書。島人とのほのぼのとした交流や、島の産業などが描かれる。ほとんどの個所を笑いながら読めるけれど、前者の中の、子供を救うために海で命を落した女性インストラクターへの追悼文には、襟を正さざるを得なかった。後者には、普通の人がなかなか行けない、硫黄島沖ノ鳥島への紀行文も含まれている。沖ノ鳥島は、遠い。那覇から船で往復80時間以上もかかる。
東京の島 (光文社新書)
沖縄・奄美《島旅》紀行 (光文社新書)