2008-09-09 小説の設計図 book 川上弘美、多和田葉子、西原理恵子らの小説を論じる。強引な読解を通じて、小説というたくらみに意識的であるように読者を炊きつける。やや蓮實重彦風の文体だが、この文芸批評家は女性かもしれない(実際のところは知りません)。 川上弘美氏を輩出しながらも3回で終わってしまったパスカル短篇文学新人賞がもう少し長く続いていたら、(私の)世界は変わっていたかもしれません。残念です。 http://www.jali.or.jp/pascal/kouho.html