大江戸異人往来

江戸時代と言えば鎖国のイメージだが、実はそれなりに外国人はやってきていたし、また外国人に対するイメージも(様々に歪められたイメージも含めて)流通していた。本書は、日本語にも堪能な英国人の視覚表象学者タイモン・スクリーチ氏が、豊富な図版を基に、江戸時代の日本人が外国人に対してもっていたイメージを探求するもの。こんなことを英国人学者に教わらなくてはならないというのは、ちょっと情けないことではあるのだが・・・
大江戸異人往来 (丸善ブックス)