京丹後市

京丹後市は2004年に6町合併で成立した、丹後半島の西側を占める市。特に海沿いには海水浴場、ジオパーク、岬などの観光資源を含み、冬場はカニが名産。特に「間人ガニ」は有名だが、なぜ「間人」で「たいざ」と読むのだろう。
京丹後市は地域情報化にはそれなりに力をいれてきた自治体で、農水省補助金を利用し2009年には光ファイバー網を完成、通信はNTT西に、放送は全関西ケーブルテレビに委託する形でブロードバンド化および地デジ対策を完遂した。ICT利活用交付金事業も行っている。

エネルギー論争の盲点

原発は危険、自然エネルギーは量不足で不安定、石炭火力は環境負荷が大きい。こうした八方塞がりの中で、著者が提唱するのは天然ガスの有効活用。確かに、他のエネルギーに比べて、メリットは大きいように思える。ドイツのエネルギー政策について、「石炭と、フランスの原子力という掌の上で遊んでいるようなもの」と、随分と辛辣な言い方をしている。
エネルギー論争の盲点 天然ガスと分散化が日本を救う (NHK出版新書)