チューリングの業績を、その経歴とともに紹介する本だが、後半は一転して自作小説となる。しかも「第三部」のみで、前半の部分はホームページで、という異色の構成。素人の書いた小説は、リアリティに乏しいことが欠点になる場合が多いけれど、本書の小説「幻」は、主人公が経験していることが現実なのか、それとも主観的な幻想なのかわからないことがテーマなので、リアリティに乏しいことが欠点にならないうまい物語だ。
http://www1.accsnet.ne.jp/~hosinots/Fictions.html
チューリングの業績を、その経歴とともに紹介する本だが、後半は一転して自作小説となる。しかも「第三部」のみで、前半の部分はホームページで、という異色の構成。素人の書いた小説は、リアリティに乏しいことが欠点になる場合が多いけれど、本書の小説「幻」は、主人公が経験していることが現実なのか、それとも主観的な幻想なのかわからないことがテーマなので、リアリティに乏しいことが欠点にならないうまい物語だ。
http://www1.accsnet.ne.jp/~hosinots/Fictions.html