2009-05-18 歴史のはじまり book 大澤真幸と北田暁大の対談集。その後両者の単行本に結実して行くことになる、刺激的な内容が随所にばらまかれている。一番の主題はやはり「ナショナリズム」か。リベラリズムという空虚に耐えていける人はどのくらいいるのか。 版元の左右社というのは初耳。左翼の本と右翼の本を両方出すという意味?それとも、「左右を超えて」いくのかな。
2009-05-18 バイオエシックスの基礎 book ハンス・ヨナス、ピーター・シンガーらの生命倫理に関する論文を集めたもの。人格と生命、妊娠中絶、安楽死、治験などを扱っているが、私の興味のある遺伝子操作に関する論文はなく、その点が残念。