魍魎の匣

京極夏彦原作の、京極堂シリーズ第2作の映画化。映画化困難な作品に挑戦した心意気は買うが、高い評価はできない。私は原作を読んでいたが、もし読んでいなかったら、映画だけでストーリーを追うのは不可能に近いのではないか。風景がすべて、中国の農村に見えてしまうところも難点。