元の本は今から４０年前に出たものだが、ルワンダ動乱についての著者（１９１８年生まれで、１９９９年に亡くなっている）の短文などと足し、２００９年に再刊された。なぜ復刊されたかと言えば、本書が大変な名著だからであろう。 著者は復員後日本銀行に就…

ジャン・ルノワールと言えば画家ルノワールの息子であり、映画監督として非常に高名だが、私はあまり見ていないので、まず解説書から読んでみた。本書は、『ゲームの規則』『黄金の馬車』『フレンチ・カンカン』『恋多き女』『草の上の朝食』といった代表作…

阪大・中島義明教授の広汎な理論書。私の本も第一章にちょっとだけ出てくるが、大半は欧米の専門論文の紹介で、初学者にはなかなか敷居が高かろう。