名松線よ・・・

毎日新聞ニュースより

JR東海名松線・家城−伊勢奥津間を廃止へ
2009年10月29日 16時32分 更新:10月29日 18時1分

 10月の台風18号の影響で一部区間の不通が続いている三重県のJR名松線について、JR東海は29日、同区間を廃止し、バス輸送に切り替えると発表した。地元の同意が得られた後、国に廃止届を提出する。JR東海発足後、路線の廃止は初めて。不通となっているのは、津市の家城(いえき)−伊勢奥津(いせおきつ)間17.7キロ区間

名松線は呪われているのか、今年の4月には、無人列車が「暴走」するという事件を起こしている。私は、この路線に乗ったことがないので、乗れないまま(一部区間とはいえ)廃止されてしまうのは非常に残念だ。「名松線」という名前から分かるように、もともとは松坂から名張まで結ぶ予定の路線だったが、途中の伊勢奥津で路線は途切れていた。名張近鉄も通っているし、もはや必要ないという判断なのだろう。
記事にあるように、JR東海はこれまで、廃止路線を一つも出さずに頑張ってきた。これを機会に他の路線も廃止なんてことにならなければよいのだが。私が恐れているのは、参宮線の廃止である。伊勢へ向かう観光路線だが、近鉄と並行しているため、伊勢市の住民の中には、国鉄の方は廃止してもいいという意見があると聞く。残念なことだ。