デジタル情報社会の未来

岩波講座「現代」の第9巻で、タイトル通りデジタル情報社会に関連する論文が10本、収録されている。群馬大の平田君のネットカフェ論などは面白いのだが、全体としてよく言えば堅実で冒険が足りない。新鮮な執筆者か新鮮なテーマのどちらかは必要ではなかろうか。またいつもの人がいつものことを書いている、というのは避けてもらいたいな。