京都新聞ニュースより

花見客のバッグ、同大生置引 円山公園、容疑で2人逮捕

2010年4月8日(木)8時28分配信 京都新聞

 東山署は7日、窃盗の疑いで、京都府城陽市大阪府高槻市同志社大2年の男子学生2人=いずれも(19)=を逮捕した。

 逮捕容疑は、共謀して7日午後9時半ごろ、京都市東山区祇園町円山公園で、花見に来ていた同市の女子大学生(19)がベンチに置いたバッグ(現金653円在中)を盗んだ疑い。

 東山署によると、城陽市の学生は「勝手に持っていった」と容疑を認め、高槻市の学生は「拾った」と容疑を否認している、という。

小さいニュースだが、653円という金額に驚いた。この同志社の学生2人は、合わせて653円のために、人生を棒に振るのだろうか。もっとも、カバンの方が高価なのかもしれない。ごく普通の女子大生が、ルイ・ヴィトンだのシャネルだののバッグを持ち歩くご時勢なのだから。「見栄は張るけど(頭の)中身はカラッポ」、でなければよいが。

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序章ではシークヮーサーの定義の曖昧さについて、第一章では沖縄自由貿易制度の矛盾が、第2章、第3章では保護ではなく自由貿易で沖縄経済を振興させようとの主張が語られている。日本政府が毎年、約2000億円を補助金として投入しているが、それよりも沖縄搬入にかかる関税約500億円を撤廃する方が(乗数効果により)効果が高いとの指摘には唸らされた。著者は琉球大学大学院を修了後、沖縄県物産公社を経て、沖縄物産企業連合で勤務している。
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数学者彌永昌吉氏の、90歳を超えてからの著作。第一部は時代編で、ガロアまでの数学史のおさらいや、ガロアの生涯が語られる。ガロアの死について、恋愛のもつれによる決闘という説が広く信じられてきたが、どうやらそれはフィクションで、まだ定説はよく分からないということも知った。20歳で夭折した数学者を、90代の数学者が解説するのも、また興味深いことだ。
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