akehyon2009-05-20

NHKのクローズアップ現代が、日本漢字検定協会の不正に関するものだった。利益を大久保親子の名目上の会社につけかえる手法で何億円も騙し取っている。番組中、息子の大久保浩容疑者へのインタビューがあったが、さほど罪の意識もないようだった。漢字を愛していない人たちが、商売のために漢字を使っていたのは悲しい。
文部省の認可を受けたことが、漢検を太らせた。普通に考えて、文部省側にも、賄賂や利益供与、あるいは接待を受けていた人物がいて、便宜を図っていたのではないか。非常に怪しい。
写研の「漢字読み書き大会」は、漢検に押し出される形でなくなってしまったが、問題の質はどう考えても漢検より上だった。漢検の出題は、要するに読み書きと四字熟語の暗記なのだ。「漢字読み書き大会」の再開を期待したい。

瀬戸内町

レンタカーを借りて瀬戸内町へ。地域情報化政策の取材。総務省厚生労働省の情報化実験事業も受けている。往路は、北周りの県道を使い、大和村役場と宇検村役場に立ち寄る。瀬戸内町立図書館も、なかなか立派。島尾家が寄付した本も多数収められている。昼飯は、「いそしぎ」というレストランで、日替わり膳を。住用のマングローブパークにも立ち寄る。夕食は、Hさんに教えてもらった「ひさ倉」で、鶏さし付き鶏飯。
瀬戸内町は、加計呂間、与路、請という3つの離島を含む。合併によって、この3つの島の人口は激減、中心の古仁屋への一局集中が進んだという歴史を持つ。